家族間のトラウマ〜母と娘の葛藤

 

母との対立

 

「親子は仲良く」とか「親孝行すべき」とは言われるものの、親子の関係は一筋縄ではいかないものだと思います。むしろギクシャクすることのほうが多いのです。

 

 

・子育てのことにうるさく口をだしてくる

 

・用事もないのに、ちょくちょく電話をかけてくる

 

・なにかにつけて、恩に着せる

 

 

普通の友人だったり、親戚だったりすれば距離をとることで解決できるかもしれません。
でも、「親」であるがゆえにそれはできない。

 

それどころか、「親とうまくやっていけない自分自身」を責めてしまったりもしますね。

 

ストレスは大きいが、といって距離もとれない。
距離をとろうとして、冷たくしてしまうと、何か自分が悪いことをしているような気がして自分を責めてしまったりもするものです。

 

親との関係に悩んでいるのは、実はあなた一人ではありません。
親子の関係は実は難しく、一筋縄ではいかないことがむしろ普通なのです。

 

こうしてこのページを眺めているあなたは、きっと優しくてまじめな方なのだと思います。

 

優しくてまじめだからこそ、親に対してネガティブな感情を持っていること自体に罪悪感をもってしまうのでしょう。

 

あなた自身がピンチに陥っている

 

そして「親が嫌い」とか「親を許せない」といったネガティブな感情には意味があるのです。

今のあなたを取り巻く状況が、適切な状態ではなく、あなた自身がピンチに陥っているのです。

 

「ネガティブな感情」はあなたに「今はピンチだよ」「このままではまずいよ」と教えてくれているのです。

 

夫や子どもなどの家族となんとなくしっくりいってないとか、職場で何かトラブルがあったりしてストレスと疲労がたまってくると、「なんとなくうっとうしいな」と感じるくらいだった親との関係が我慢ならないくらいしんどいものに感じてしまうのは実はよくあることです。

 

周囲の状況の悪化が、親に対しての憎しみを煽り立てているのです。

 

不眠や頭重感、気分の悪さ、イライラなど体にこたえるストレスがあるのなら要注意です。

 

「怒り」とか「憎しみ」とかの感情を持つことは「良くないこと」とされ、「感じることは罪である」とされたり、「なかったこと」にされたりしますします。

 

でも「なかったこと」にされた感情は消えることなく体の中にため込まれてしまい、「抑えよう」としても逆に増幅し、イライラが募り、結局ストレスを増大させてしまいます。

 

過去の辛いできごとを思い返してしまう。

 

また、過去に親のせいで理不尽な思いをしたことが、頭から離れなくなる方もおられます。

 

 

・幼いころ、自分が悪いわけでもないのに、理不尽にも怒られた。

 

・高校や大学などの進路も親の意見を押し通され、自分の希望を聞いてもらえなかった。

 

・「あんたを生んだのは間違いだった」と言われたことが、忘れられない。

 

・自分は姉や妹のようにかわいがってもらえなかった。

 

・親に「私は子育てを失敗した」などと言われた。

 

 

このような辛いできごとが思い返され、忘れようとしても忘れられない。

 

しかし親を憎み、恨んでいる自分もなんだか悪いことをしているようで、許せない。

 

「親を憎んでしまっている」という罪悪感と、親に対する怒りや悔しさとの葛藤はどんどんあなたを消耗させてしまいます。

 

親子は対立するのがあたりまえ

 

実はギクシャクすることのない親子関係はありません。

 

皆顔には出さないだけで、多かれ少なかれ親との関係には悩んでいるのです。

 

「親を憎んでしまう」あなたがダメだということではありません。

 

親子とはいえ、もう大人同士。

 

別居していれば、距離が取れるぶんお互いに気を使ったりもするのでしょうが、近所に住んでいたり、同居していたりするとトラブルを回避することも難しくなるのかもしれません。

 

 

 こころの相談室  りんどう  担当カウンセラー 馬場健一

 

 

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